イベント:MELLOW TIME

こんにちは、MoodOrgnムードオルガン高松です。

ひさしぶりのブログです。11月ももう半分が過ぎて、2017年もあと1ヶ月ちょっと。あっという間に1年が過ぎていきますね。活動をスタートして半年が過ぎ、ちょっとずつ前に進んでいます。個人的には「順調すぎるよ〜!」と思っています。
初めてのてづくり市の出店でいきなりお店の委託が決まり。さらには今回、イベントで様々な素敵な方々と出会う事ができました。

事後報告になってしまいましたが、そのイベントの報告です!

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アクセサリーをお取り扱いしていただいているショップWARDROBESを運営している、MODE OF DEDAIL主宰のイベントに参加させていただきました。

ライブとライブペイント、DJ、フード、商品と、とても盛りだくさんのイベント。(出演者はこちらをご覧下さい。)3組のバンドの演奏はどれも格好よくて、ライブに行くのもだいぶ久しぶりだったので楽しかったです。

MoodOrgnも少しだけ前に立たせていただいて、紹介していただきました。活動スタートしたばかりの今は知ってもらうことがまず大事な時期、本当にありがたい機会でした。

そして、たくさんの方に直接アクセサリーを手に取って見ていただけたのも凄く嬉しかったです。お買い上げいただいた方もいて、みなさま本当にありがとうございました。出演バンドであるnicaのボーカル アリサさんが後日写真を送って下さいました。とっても可愛いですよね!

また次に繋がりそうな出会いもあり、充実した一日でした!

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WARDROBESさんのイベントレポート

http://modeofdetail.com/news/thanks-mellow-time/

 

コンセプト-ある小説から

 

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こんにちは、MoodOrgnムードオルガン高松です。 

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まだまだ文章を書く事に慣れず。1本記事を書くのに凄い時間がかかります。そして、内容がわかりにくいかもしれません。笑 と、弱気なスタートですが。そんな弱さがムードオルガンの根っこにある部分かもしれないな、と記事を書きながら再認識しました。今回はムードオルガンのコンセプトについてです。ぜひご一読ください。

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ムードオルガンのコンセプトについて、コンセプト文に出てくる小説を紹介しながら解説できればと思います。
コンセプト文はホームページのAbout に掲載しているのですが、読んでいただいたでしょうか?

【気分 / ムードを変える】 


ムードオルガンという名前は、Philip・K・Dick の小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか ?』の冒頭に出てくる装置の名前です。望みの気分にダイヤルを合わせてセットすると、 この装置から送られてくる電流によって自分の気分 / ムードをコントロールすることがで きます。

アクセサリーも、自分の気分をコントロールする装置ではないかと思います。

MOOD ORGN のアクセサリーを身につけることで、友達に会うのがより楽しみになったり。 ちょっと背伸びするようなレストランに行ってみようと思えたり。気になるあの人に話し かける勇気が出たり。 そんな気分になってもらえたらとても嬉しいです。そういうものをたくさん作りたいと思っています。 

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『アンドロイドは電気羊の夢を見るか ?』はフィリップ・K・ディックが1968年に発表したSF小説。映画『ブレードランナー』の原作としても有名です。 

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大まかなストーリーは、
第三次大戦によって放射能に汚染され廃墟のようになった地球が舞台。大半の人類は既に火星に移住していて、人間と区別のつかないほど精巧なアンドロイドが植民奴隷として働かされています。地球では多くの生き物が絶滅し稀少になっているため、本物の動物を所有する事(ペットを飼うこと)が1つのステータスとなっています。

主人公デッカードは以前飼っていた羊が死んでしまい、その事を周囲の住民に知られないように人口の電気羊とすり替えて飼っています。

そんな中で、火星から8人の奴隷アンドロイドが地球に逃亡してきます。その8人には莫大な懸賞金がかけられています。本物の動物を手に入れるため、デッカードはアンドロイド狩りの仕事を引き受けるのですが、人と区別のつかないアンドロイドを殺す、破壊することに葛藤を覚え始めます。

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ムードオルガンという装置はこの小説の冒頭1行目、最初は目覚まし時計のような物として描かれています。

『ベッドわきの情調オルガンから、アラームが送ってきた陽気な弱いサージ電流で、リック・デッカードは目をさました。』

情調オルガン、ふりがなでムードオルガンと書かれています。この装置の外形は詳しくは書かれていません。身体と装置をつないで、3ケタの数字をダイヤルします。数字はそれぞれ感情とか気分に対応していて、電流を身体に送ることで自分自身を強制的にダイヤルした気分にすることができます。

例えばこんなものが登場します。

『ナンバー481。あたしの未来に開かれている多用な可能性の認識。そして新しい希望—』

『888をダイヤルすればいい—どんな番組であっても、テレビを見たくなる欲求だ』

『そして、彼女のコンソールで594—すべての問題における夫のすぐれた判断を快く需要する態度—をダイヤルした。』

結構具体的です。3ケタで足りるのかな?と思ったりもしますが。笑

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デッカードはこの時代の中でも地球に残された側の人間です。経済的に本物の動物が買えません。職業は賞金稼ぎ、日雇い労働者のようなイメージで、社会的な地位は低い人物です。デッカード本人も自身の生活環境を憂い、隣人に嫉妬するシーンも描かれています。外の空気には放射性物質が混じり、近隣のほとんどの住居が空っぽです。

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仲間も経済力も無く、健康さえも脅かされている、そんな世界で暮らすのはどんなに憂鬱な事だろうと思います。ムードオルガンはそんな憂鬱な気分を一時的にでも楽にしてくれる、そんな装置として機能しています。

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そもそもSFなので、時代も状況も違いますが。私たちには気分が落込んだり、ストレスが溜まったり、今日は頑張らなきゃいけないと気合いを入れなきゃいけない時がたくさんあります。

そんな時、美味しいご飯を食べたり、お気に入りの洋服を着たり、本を読んだり音楽を聞いたり。人それぞれの方法で気分をダイヤルしています。

中でもファッションで気分を変える、変わる人は多いのではないかなと思います。襟の綺麗なシャツを来て気持ちがシャンとする。ルーズなパンツで気持ちをゆったりさせる。真っ赤な口紅でちょっと強気になれる。

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今の自分の気分に対して、外から何かを取り入れる事で自分の気分をコントロールしていく。

自分のものづくりを改めて考えた時、自分の作ったもので一瞬でも人の気分を支える事ができたりするような物が作れたらいいなと思っています。

人の気分を切換える装置としてのアクセサリー。

そんな意味を込めてMoodOrgn ムードオルガンという名前をつけました。

 

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

 
 
 

WARDROBESさんでお取り扱いがはじまります

 

この度ご縁あって、9月9日(土)より渋谷のWARDROBESさんでお取り扱いいただくこととなりました。ブランドスタートして半年、初の店舗でのお取り扱いです。
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店舗では実際にお手にとってご覧いただけますし、ご試着も可能です。

アクセサリーの持つ空気感など、なかなかネットの画像では伝えにくい部分をお確かめいただければと思います。

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渋谷駅より徒歩3分なので、お気軽にお立寄りください!ただし営業日が毎週土曜のみとなっておりますのでご注意下さい。

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WORDROBES

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WARDROBESは音楽、ファッション、ライフスタイルなど様々なジャンルで活動を行うクリエイター集団MODE OF DETAILが運営するオリジナルブランド兼セレクトショップ
イメージに合ったファッションスタイル、ライフスタイルを提案し、音楽と作品のアイディアを組み合わせたオリジナル商品と、独自目線から厳選した様々なクリエイターの作品を販売。
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http://modwardrobes.com/

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EVERY SATURDAY(毎週土曜日オープン)
Open / 12:00 ~ Close / 20:00
〒150-0031東京都渋谷区桜丘町17−9第二昭和ビル401 novore
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行き方

JR山手線・京王井の頭線東急東横線東京メトロ:銀座線・半蔵門線
渋谷駅より徒歩3分。
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西口より駅を出て左手に見える陸橋を上り246の反対側へ渡ります。

ファミリーマートを目がけて階段をお降り下さい。
ファミリーマートと楽器屋『KEY』の間の桜坂を登り一つ目の角、左手に第二昭和ビルがございます。
4階一番手前の部屋「novore」が当スペースになります。

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ごあいさつ

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はじめまして。
MoodOrgnの高松です。
 
MoodOrgnは2017年3月にスタートした新米ブランドです。
このブログでは、お客様にMoodOrgnの事をより知っていただく為に、MoodOrgnがアクセサリー作りを通して表現したいと思っている事をお伝えできればと考えています。
もちろん、イベント等の告知やレポートなどもお伝えします。
 
MoodOrngの制作は、様々な方のご協力をいただいてはいますが、ほぼ全ての業務を一人で行っています。そのため、制作から販売に関わる事まで各所に、個人的な想いやこだわりを込める事ができています。
 
全体のコンセプトや新作の企画、ロゴ、パッケージデザイン等のグラフィック。Webストアや店頭販売用の什器制作、などなど。時間はかかってしまうのですが、出来るだけ一つ一つの工程に意味やストーリーを与えながら制作を行っています。
 
それらをいちいち全て解説していくというのは、作り手の態度としては押し付けがましく、野暮な事かもしれません。 しかし「どんな事を考えながら作っているのか。」「作ったものに対して後に何を考えたのか。」などを文章にし、知っていただく事で、お客様にお届けするアクセサリーに、新しい価値を加えていけるのではないかと思っています。
 
更新の際にはホームページのニュース欄、各種SNSでお知らせ致しますので、チェックしていただければと思います。
 
26.Aug.2017
MoodOrgn/ムードオルガン 高松

http://moodorgn.com/